2007年05月31日

『一角獣』小池真理子

一角獣

小池 真理子
角川書店 2003


タイトルと表紙の清冽さに引かれて手に取った本。
短編よりも短い、掌篇小説集。短い物語の一つ一つに中年男女の濃密な愛の関係がぐっと詰められている。
この人の作品に触れるのは初めてだけれど、表現や言葉の使い方がとてもきれいな作家だと思う。
静かな時間の流れる作品集だけれど、この作家独特の愛憎の凄みは小品であろうと変わらず、恐ろしいほどの重さに圧倒される。
作家本人は、タイトルの『一角獣』が会心の作とのこと。
静かな心の揺らぎと、生と死と愛が見事に描写された作品なので、判る気がする。
私個人的には最初の、ひたすら静かな作品が気に入った。
posted by Lily at 18:28| 文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月02日

『「超」文章法』野口悠紀雄

「超」文章法 (中公新書)

野口 悠紀雄
中央公論新社 2002


この本の対象:論述文(論文、解説文、報告文、企画書、評論、批評、エッセイ、紀行文)文学作品ではない

目的:読者を感動させることではなく、読者を説得し、自分の主張を広めること
そのためには…内容が有益、興味深いもの。容易に理解可能なもの。
「ためになり、おもしろく、わかりやすい」文章

○ メッセージが8割の重要性
 形式ではなく実体
 書きたくてたまらないか?
 広いと浅くなる。ピントを合わせる必要あり
 適切なメッセージは発展性がある
○ ブックレビューへ
posted by Lily at 17:15| 実用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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