2007年04月17日

『ぼくの天使 コクトー詩画集』ジャン・コクトー


高橋洋一/訳・編 1996年

<抜粋>
『レイモン・ラディゲ』
君は待っていた、青い廊下の端っこで
別の煙が象(かたど)る 唐草模様が揺れる中を
愛のこもった長い両手を打ち震わせ
最愛の君の声という阿片を用意して。

『ジャンは別世界へ跳ぶ』
魂の温め方が下手だったので、今、
ぼくにはもう余分な静寂がない。


<印象>
失われてもう戻ってこない、愛する者たちへの思慕、哀しさ
コクトー独特の、天使というものの定義(アンジェリスム)
多少難解、乾いた金属音。
posted by Lily at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉・詩歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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