2014年03月13日

『女性誌が書けない コワ〜い美容の話』別冊宝島編集部

美への道には、危険がいっぱい。


この本は確かにコワい。なぜなら、女性なら誰しもが、当事者となりうる(もしくはすでになっている)からである。(p7)



雑誌を開けば、たくさんの美容情報が掲載されている一大産業。
それだけに、その裏には公にされていないことも多そう。
マスコミに情報統制が敷かれている美容の現実があるのならば、知りたいものです。

まずはダイエットチラシ。写真が加工されているという話はよく聞きますが、掲載された体験談はほとんどスタッフの創作なんだとか。
体験者でも、素人ではいい体験談が書けないからだそうです。
内容を鵜呑みにしてはいけないですね。

エステや美容外科では、前日の高額キャンセル料が数万円かかるところもあるそうです。
ドタキャンを防ぐために取った措置ということですが、本当に体調が悪い人でも、キャンセル料を考えて、無理をおして大手術にのぞむ人もいるかもしれないと、本著では警鐘を鳴らしています。

お得に感じられる期限内チケットも、いつも満員で予約が取れないうちに期限切れになり、チケットが無駄になってしまうという話は、語学学校でも聞いたことがあります。

今ではティーンズやコスプレイヤーに大人気のカラーコンタクトレンズですが、不良品を常用すると目の中で色素が溶け、失明の危険性があるのだそう。
気軽に入手しやすいものだけに、恐ろしいことです。

まつげパーマも危険なものとされていました。
ボンドで接着するまつげエクステよりも負担がかからないかと、かけてみたことがありますが、薬事法上「まつげパーマ液」として承認されているものはないのだとか。
頭皮用の刺激が強いものを使っているのだそうです。
つまり眼球の真上の短く細いまつ毛に、ヘアパーマをあてるのとほぼ変わらない作業を行っているため、うっかりすると接触性皮膚炎となって皮膚がただれたりまぶたが腫れることもあるのだとか。
施術中「今目を開けたら、パーマ液が流れ込んでくる」と必死につぶっていましたが、自分が思っていた以上に危険度が高いものだと認識しました。

新しいダイエット法や美容サプリがひっきりなしに登場し、大きな話題を呼んだり社会現象になることもありますが、科学的根拠がなかったり効果が不明なものも多いのだとか。
読んでいくにつれて(これほどまでに美容の問題は多いのか)と恐ろしくなりました。
ただ、一大消費産業であるために、マスコミが触れない、触れられないところもあるのでしょう。
この本は消費者センターに寄せられた被害者の声と内部告発をまとめたもの。
華やかな美容業界の裏の面が明かされています。

「美しくなりたい」というのは永遠の女性の願いで、そのための費用は、多少無理をしてでも工面しようとするのが女心。
そうした気持ちを後押ししてくれる良心的なサロンは多々あるでしょうけれど、大きなお金が動くだけに、安全は二の次の悪質なサロンも存在するとのこと。
綺麗になるのも楽じゃないなあ、としみじみ思います。
知っておいてよかったなあ、とも思いました。
posted by Lily at 13:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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