2014年03月27日

『お姫様とジェンダー―アニメで学ぶ男と女のジェンダー学入門』若桑みどり

アニメのヒロイン、いまむかし。



プリンセス童話は、女の子に他力本願で受動的な人生を教える最高の教師である。 ー 46ページ



著者が教鞭を取る女子大のゼミで採り上げられたジェンダー論。
ディズニー映画を観た学生の反応や感想をメインにしてまとめられており、ジェンダー学の入門編といった内容。

ハッピーエンディングで締めくくられる、女性の夢と憧れが詰まっているようなディズニー映画ですが、実は「プリンセス・ストーリーが王道化しており、女性に偉大なる誤解を与えている」のだとか。

確かに、今となってはディズニー同様に馴染みのあるジブリ作品には、自分では何もせずに、ただ王子様がやってくるのを待っているヒロインは登場しません。
時代の流れもあるとは思いますが、そこにディズニーとジブリとのヒロイン像の決定的な差が見られます。
比較してみるのも、おもしろいものです。

全編を通してのロマンチックなストーリーにうっとりしますが、よく気をつけてみると、ところどころで小さな疑問が湧いてきます。
ずっと馴染んできた映画でも、いつもとは違う観方ができて、新鮮に思えました。
小さな引っかかりをよく考えてみると、また違う側面が見えてくるもの。
これは、ジェンダーに限らず、ほかのことにも応用できそうです。
posted by Lily at 02:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 思想・宗教・人生論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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